物件詳細情報
 
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sale   住宅

ていねいに暮らす

 
面積:
302.24㎡(建物)
3,185㎡(敷地)
   
所在地: 千葉県茂原市押日
交通: JR茂原駅 5.5㎞

高台の上に建つ家の前で出迎えてくれたご夫婦は

あたたかいオーラに包まれていた。


今回ご紹介する物件は、JR茂原駅から西へ5kmほど走った、

国道から少し入っただけの里山の中の3棟の建物と裏山。

敷地面積約1,000坪の土地には3世帯住宅とゲストハウスとログ小屋が建っている

現在居住中の為、家主様に家を案内して頂いた。


果樹とハーブなどが植えられたお庭がある母屋となる3世帯住宅には

家主のご夫婦、ご主人のご両親、奥様のご両親の3世帯で住んでいたとのこと。

奥様はレトリバーの輸入雑貨の販売をやられていたそうで、

そのお店を囲むようにそれぞれの世帯が配置されている。

それらの部屋はそれほど大きいわけではないが、

一緒に住む人を近くに感じられる心地よいサイズ感と距離感。


母屋の脇にある、とてもきれいに整備された坂道を登っていくと

ちょうどよい大きさのゲストハウスが建っている。

玄関に備前焼が丁寧に飾られているこのゲストハウスには

キッチン、Livingと小さな寝室が2部屋あり、4名程が泊まれるようになっている。

ウッドデッキの前の大きな欅の木陰でBBQも良さそう。


そのゲストハウスの裏山にはご主人がツルハシ片手に1年かけて切り拓いたという

小道があり、そこを登っていくと小さなログ小屋が建っている。

キャンプがお好きなご主人がセルフビルドで建てた、エストニア製のログキットには

不便を楽しむというコンセプトで、あえて電気と水道が引かれていない。

ここで、時々仲間を呼んでランタンの灯りでウイスキーを楽しんでいたそう。


そのログ小屋から落ち葉とどんぐりがいっぱいの小道をさらに登っていくと、

頂上付近にこの里山を見下ろせる見はらし台があり、

お守り天狗が眼下の村を見守っている。


山を取得し開拓し始めてから、現在までのご夫婦の半生を語りながら、

敷地全体を案内してくれた家主さんからは、これら3棟の建物と裏山への愛を感じた。

そして、築17年も経っているとは思えないほどきれいに維持されているそれらは

ご夫婦がとてもていねいに暮らしてきたことを物語っていた。


敷地面積約1.000坪の裏山ありの3世帯住宅とゲストハウスとログ小屋は

いろんな使い方が想像できるが、

この物語をていねいに繋いでいってくれる人にバトンタッチしたい物件です。

建物面積 302.24㎡
所在地 千葉県茂原市押日
交通 JR茂原駅 5.5㎞
建物構造 木造 所在階 2階
築年 2005年 土地権利 所有権
敷地面積 3,185㎡ 都市計画 非線引き区域
用途地域  (無指定) 建蔽率/容積率 60%/200%
設備
※掲載の情報が現状と異なる場合には、現状を優先するものとします。