第12話|夢への階段?
毎晩の物件検索奉行にも、不毛感や徒労感を感じてきた頃のことでした。だって、数打ちゃ当たると思ってたのに、どしどし寄せられるメールバックの物件情報のどれをとっても、見学したいと思えるほどのものがないんですもの・・・・。
あー結局、うちを陸屋根にして、上に温室たてるしかないのかもなあ、と暗い見通しをたてていた矢先、ある不動産屋さんからこんなメールが届きました。
「一応、ご検討エリアが松田から厚木と広範囲ですが、250坪のまとまった土地となると、調整区域の物件以外、そうありません。一応、条件にあったものがありましたら、急ぎでお送りします。とりあえず2物件送ります」
調整区域じゃ家がたてられないっつーの。と虚空に文句をたれながらももらった2物件のチラシ添付ファイルを見てみると、なになに?おやおや、これはめずらしいではないですか!ちょっと検討してみようかな。と思う土地アリ。
「渋沢 住宅建築可能です 渋沢・千村台を望む高台 眺望日当たり良好 313.69坪/900万円」
500坪には足らないけれど、家が建つのに激安だし、条件はよさそう。高台だって!場所も、ちょっくら遠めなれど一応小田急線沿線。とりあえずこの土地をキープしておいて、必要とあれば近くに調整の土地を買い増してもいいじゃない?という、前向きな考え方が可能のようです。さっそく先方の不動産屋さんに連絡をして、いっちょ実物を見てみるか!ということに。
「渋沢の物件、興味がありますので、ぜひ見学したく思います。今週末はいかがでしょうか。」
これでやっと、実感のある土地探しにシフトできる!夢への階段を、一歩大きく踏み出したような気がしました。

「ちいさいおうち」という絵本、知ってます? 家のまわりが開発されちゃうお話。 夫は小さい頃、この本を読んで泣いたそうです。おうちがかわいそうだって。
このブログについて平日は多忙なサラリーマン、だが休みとなると植物栽培マニアと化す夫。膨大な数の珍植物が自宅からあふれ置き場所に困り果てた挙げ句、夫婦の選ぶ道は「田舎で地主になる!」。植物と人間にとって理想の土地を探し求めることに決して妥協しない彼らの「とんでもない紆余曲折」を、赤裸々に綴ったブログ。
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著者紹介Miori
子供や夫や動物を育てるのが趣味。カフェの窓際でのんびり読書する時間と、家でのんびり造顔マッサージする時間が持てれば幸せ。と、ささやかに都心のインドア生活を楽しんできた主婦が、突如「田舎の土地をゲット」するために髪を振り乱して奔走しはじめる。結婚相手によって、人生が激変することを実感中・・・

