一松のコーヒーショップでマンガを読みながら
一松を車で通過中。
コロっとした黒いコーヒーショップを見つけた。

なんかそのたたずまいが気になったので、立ち寄ってみることに。

中はなんともいえず穏やかな空気。
僕の目に留まったのは、壁にびっしり並べられたコミックのラインナップ。
お〜、なつかしいやつばっかり。きっとマスターが同じ世代なのだろう。
僕の佐賀県伊万里市の実家は、商店街の小さなタバコ屋 兼 文具屋 兼 本屋。要は何でも適当に売ってるキオスクのような存在で、小さい頃は店先に並ぶマンガを片っ端から読みふけっていた。その時代のタイトルもたくさんある。ついつい手が伸びて、しばし時間を忘れる。

マスターは東京からの移住組だった。
質問攻めにすると、奥からコーヒー豆を出してきてくれて、その産地や味の特性について楽しい説明をしてくれた。酒のようにはっきりとした味の違いはわかりにくいが、確かに微妙な香りやクセのようなものが違う(ような気がした)。
僕は珍しいケニア産を頼むことに。

コーヒーカップがデカイんだ、これが。
トーストサンドも素朴でうまかった。
僕は時々、思い出したようにこのコーヒーショップ「Green Field」に立ち寄る。

東京R不動産のディレクターでもある馬場正尊が、ふとしたきっかけから房総に土地を買い、家を建て、生活を始めるまでのストーリー。資金調達から家の設計、周辺の環境や人々との交流、サーフィンの上達? まで。彼の人生は些細な気づきから、大きくそれていくことになる。馬場家の東京都心と房総海辺の二拠点生活はこうして始まった。
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馬場正尊