住宅 | ||||||||||||||||||||
アロハシャツで茶会を |
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見上げると、屋根より高い椰子の木。 ふさふさと葉が揺れている。 このアロハムード漂う庭のある物件、 海まで自転車で5分のサーファー向けハウスに 茶室があったら、どう楽しもうか? 場所は九十九里・四天木。グランピング施設やサーフショップなどリゾートの華やかさと水産加工会社がコツコツがんばる素朴な雰囲気を併せ持つ、のんびりとした海辺の町。 物件へは東金九十九里有料道路の九十九里ICを降りて10分足らず。大きな道路から旧道に入り、川を渡って角を曲がり、草木をガサガサ言わせながら細い道を進んで到着。 さて家に入る前に、気になる素敵な小屋。深緑色のペンキで塗られたそのタイニーハウスは、サーフギアも草刈り機も収まり、まだ余裕で大物が入る大きさ。家に入る前から心が高鳴る。 南向きの庭門からアプローチを進んでいくと、タイル張りの広い玄関ポーチと同じ大きさの板張りの軒天。ここだけは南国らしからぬ、雪国のようなしっかりとした造りで住む人の出入りを頼もしく守ってくれる。分厚い木の扉を開けて家の中へ。 すのこ天井がユニークな玄関の左手に茶室はある。8畳の広間にある床の間に掛け軸のような2本のピクチャーウィンドウ、そこから外界が見えることできちりとした和室がほんのり緩む。隣の板の間にある水屋は銅板流しが美しい。 ここでTHE・茶会をやるのはもちろん、ラウンドテーブルを置いて、中国茶の茶会もよく合う。水屋を利用したプライベートエステも特別な空間になるだろう。もちろん友人客の宿泊スペースにも喜ばれること間違いなし。住む人に寄り添う自由度の高い茶室。 玄関から茶室と反対側にあるリビングへ。南側と西側に大きな窓があり、ウッドデッキから庭へ行き来できる。落ち着いたというより、明るくにぎやかな雰囲気が似合う。奥にキッチンとパントリー兼家事室あり、洗濯機もここにおける。 二階へ上がると思わずにやりとしてしまった。玄関のいいアクセントとなっているすのこ天井はフリースペースとして一つの空間に作られている。この「すのこの間」の他に居室が4部屋。 南側にある2つの洋室からは椰子の木の葉部分がよく見える。それにしても本当に大きな椰子の木だ。北側は洋室とインナーバルコニー付きの和室。 そしておまけがもうひとつ。居室を結ぶ廊下にさりげなくある文庫の本棚とベンチが合わさった造作家具がある。リビングや居室以外にも居場所があると、住む人の心にゆとりが生まれる。この家にいると心からそんな気がする。 海辺の町で、新しい趣味が始まりそうな予感。 茶会のドレスコードはアロハシャツで決まり。 |
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深緑色の小屋と椰子の木。小屋は人が泊まれるかも?な大きさ。建具は要修理です |
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玄関の重厚な造り。木の扉に打たれた杭は六角星の形で古来から魔除けの意味があるのだそう |
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玄関のすのこ天井。手すり、腰壁、格子の襖...たくさんの線は幾何学模様のよう |
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和室と板間。2本のピクチャーウインドウが和室に躍動感を与える |
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価格 | 1,980万円 | 建物面積 | 172.23㎡ |
管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
所在地 | 千葉県大網白里市四天木 | ||
交通 |
JR外房線「大網駅」 バス29分 「堀川橋」バス停 徒歩6分 東金九十九里有料道路:九十九里IC 3.4㎞(車約7分) |
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建物構造 | 木造/瓦葺 2階建て | 所在階 | |
築年 | 1990年 | 土地権利 | 所有権 |
敷地面積 | 432㎡ | 都市計画 | 調整区域 |
用途地域 | 建蔽率/容積率 | 60%/200% | |
その他費用 | 取引態様 | 媒介 | |
設備 | 東京電力、公営水道、個別浄化槽、太陽光発電システム | ||
備考 | 地目:宅地/私道負担:あり/現況:空室/引渡時期:相談/小屋未登記 | ||
情報修正日時 | 2024年11月8日 | 情報更新予定日 | 2025年2月4日 |