2010.7.20
トラベリングライフ始めました
房総の家ができて一年半が経った。そこは安住の地に見えたが、馬場家の生活は相変わらず落ち着かない。この間、予想外の出来事が次々と起こった。
まず、長男が関西の大学に進学した。気まぐれで受験した方に心変わり。今は京都に下宿中で、房総の部屋がひとつ空いた。せっかく南東の角をあげたのに。
次に、僕が山形の東北芸術工科大学で教えるようになった。週の二日は東北の地で過ごしている。それに伴い地方都市の仕事が増えている。
房総と山形との二拠点居住だったのが、三拠点、いや多拠点化し始めている。
逆に房総の我が家は、なぜかオフィス化が始まってしまった。この家がきっかけになって、今、Open A (僕の事務所の名前です)は、房総の海辺に仕事が多い。最初はミーティングルームとして使われ、しばらくしてスタッフが仕事をするようになり、空いていた長男の部屋にデスクが置かれ、忙しいスタッフが泊まるためのベッドが僕の部屋を浸食し始めた。今では表札に「Open A BOSO Office」と書かれている。会社的には仕事があってうれしい反面、家庭では批判を浴びているのは言うまでもない。
人生、イメージ通りにいかないものだ。まあ、知ってはいたが・・・。
とはいえ、これらは悪い話ではない、というより、どれも積極的で前向きな出来事ではある。
こんなわけで、毎日いろいろな交通機関に乗って、西へ東へと移動を続けることになった。おかげで、新幹線を楽に過ごす姿勢とか、飛行機で寝ても首が痛くならない方法とか、乾燥したビジネスホテルで喉をやられない方法とか、いろいろ詳しくなった。どれも中年男性特有の悩みや工夫ではあるが。
最近、房総だけではネタが追いつかず、というか房総はもはや日常になっている。
というわけで、移動の先々での出来事をポツリポツリと書き留めるブログに移行しようと思う。よろしくおねがいします。
東京と房総のニ拠点居住から、三拠点、いや多拠点化し始めている。 山形はじめ地方都市での仕事が増え、毎日いろいろな交通機関に乗って、西へ東へと移動を続けることになった。 そして房総の我が家は、なぜかオフィス化が始まってしまった。 人生、イメージ通りにいかないものだ。まあ、知ってはいたが・・・。 とはいえ、これらは悪い話ではない、というより、どれも積極的で前向きな出来事。 最近、房総だけではネタが追いつかず、というか房総はもはや日常になっている。 というわけで、移動の先々での出来事をポツリポツリと書き留めていきます。
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馬場正尊
OpenAという設計事務所をもつ建築家であるかたわら、東京R不動産のディレクターや東北芸術工科大学の准教授を務めるなど、仕事も多方面に渡っている。