第8話|妄想ふくらむ
お話したように、「ビニルハウスをたてる土地を探す」ということを主眼に考えていった場合、差し当たり植物の処遇のことしか考えていませんので、偏った要求だけもって突き進んでしまって「セカンドハウスを持つ」なんて発想しないんです。いたって平凡な発想なのに。
でも、ついに自力でこの考えに至った瞬間は、目の前がぱあっとひらけて、頭の中でタリラリラリラ〜〜〜♪と高揚のBGMが鳴りました。
この土地探しで、ひょっとすると、絵空事でしかなかったわたしの夢も、叶うかもしれないわけだ。
・・・そう、セカンドハウスを持つ人生。

第二の我が家、妄想図
緑豊かな土地に、わたしたちの第二の家。夫と子供とわたしだけの、平和で幸福な週末。(すみません・・・主人の実家で同居してるもんで、妙な願望が入ってます・・・)
まったくマンガチックに、大草原の小さな家を妄想しました。そして、その浅はかな夢を糧に、わたしは決意したんです。
植物たちにはビニルハウス、わたしたちにはセカンドハウス、新天地での幸せを必ずや手に入れてみせよう!!って。(このときはまだ、「妄想のセカンドハウス」が「房総のセカンドハウス」になろうとは露とも思っておりませんでした。)
このブログについて平日は多忙なサラリーマン、だが休みとなると植物栽培マニアと化す夫。膨大な数の珍植物が自宅からあふれ置き場所に困り果てた挙げ句、夫婦の選ぶ道は「田舎で地主になる!」。植物と人間にとって理想の土地を探し求めることに決して妥協しない彼らの「とんでもない紆余曲折」を、赤裸々に綴ったブログ。
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著者紹介Miori
子供や夫や動物を育てるのが趣味。カフェの窓際でのんびり読書する時間と、家でのんびり造顔マッサージする時間が持てれば幸せ。と、ささやかに都心のインドア生活を楽しんできた主婦が、突如「田舎の土地をゲット」するために髪を振り乱して奔走しはじめる。結婚相手によって、人生が激変することを実感中・・・

