ウズベキスタンの悲劇

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こないだのワールドカップのアジア最終予選。
ウズベキスタン戦がおこなわれる日、僕は房総にいた。

房総のボートハウスにはテレビは置いていない。
せっかくの自然の中だから、あえて置いていないのだ。

そもそも、普段からテレビはあんまりみないし。
見るとしても、ニュースやスポーツ程度なんで自然なことだ。

そんな僕でも、たまにテレビを見たくなることがある。
スポーツを見るときだ。そして観戦は、ライブが絶対だ。
なので、この週末のように、「ワールドカップ出場決まるか?!」
っていう、まさにその瞬間を共有しないわけにはいかない。

ちなみに、このボートハウス。
テレビはおいてないけど、屋根の上にかなり目立つ形でアンテナが設置されている。
この家を購入したときにテレビアンテナをあらためて設置してもらっていたのだ。



屋根の上にそそり立つアンテナ。工事中のときの写真。


ということで、友人にテレビを借りて、夜は飲みながら観戦だ。
と、自分なりには、かなり盛り上がっていた。
さすがに映らないと困るんで、接続状況を事前に確認しておこうと、
昔のタイプのケーブルなんで、ちょこっと自分で手を加えて、接続してみた。

ところが。。。。

まったく映らない。

接続が悪いとか、そういったレベルではなく、とにかくゴースト。
位置を変えても、接続部を揺すっても、とにかくゴースト。
さらにアンテナのアウトプットを分解してみたり、といろいろ試すが、まったく、映らず。。。

映像がかすかにも見えないので、アンテナ本体の根元か、その途中で何か不備があるのだろう。
素人がどうにかできる問題ではなさそうだ。もう普通に見ることはあきらめざるを得ない。

そこで思いついたのが、室内アンテナを設置すること。
とにかく急げと、すぐさま近くのケーズ電気へ向かった。

店内を物色して見つけた、「トナカイの角」みたいな室内アンテナを購入しようとした。
なんとなく一番電波を受けそうな気がしたのだろう。

ところが、いざレジに向かうと、とっても親切な店員さんが、
「この辺り、基地局のすぐ近くじゃないと、室内アンテナでは映らないですよ。」とのコメント。
この一言で、僕たちの観戦の夢は窮地にたたされてしまった。

本当にこまった。。。何か他に方法がないものか。
と、店内を徘徊してみると。ある単純なことに気づいてしまった。

「ワンセグでみればいいじゃん。」と。
「携帯でも見れるし、悩むことなんか無かったじゃん」と。
携帯の小さな画面じゃなく、大きな画面の方がやっぱりいいので、
とにかく、一番安いモデルを購入しようとしていると、さっきの店員さんが、
「ワンセグは、このあたりは圏外です。全く入りません。」

この一言で、僕たちのワールドカップ視聴の夢は、
完全に終わった。。。

正直、このときは、頭のなかが真っ白で、何も考えられない状況だったと思う。
いや、むしろ、何か他に方法がないものかと、ものすごいスピードで、色んなことを
考えていたのかもしれない。

そして、僕たちがとった、最後の方法とは。


これ。



次いつ使うことになるかわからないと思われる。

そう。ラジオです。
AM放送を聴きながら、ネットの更新情報&動画を見て、
「あの、瞬間」をなんとか、味わうことができました。
とはいっても、かなり切ない時間でしたが。。。


今回の反省点は、「物件を買ったときは、事前にちゃんと確認しましょう!」ということ。

テレビアンテナの不備も、買ったときであれば売主にすぐに直してもらうことができたけど、
一年たった今となってはさすがに難しくなってしまっている。

当時「わざわざ見ないテレビを持って事前に確認なんて、やっぱりできないや。」なんて、
僕も思っていたわけで、そんな気持ちが今回の悲劇を引き起こしてしまったわけです。

新築はまだしも、リノベ前提の中古物件。特に設備周りの事前確認は、必ずしたほうが良いですね。
念のためにお伝えしておくと、このボートハウス。
テレビ以外の電気やガスなど設備まわりはまったく問題ないですよ。

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このブログについて

房総の魅力に取り憑かれてもう3年。サーフィンを始めたのがキッカケだった。ある時からこの場所が、まだ未開だけど、とっても魅力的な場所に見えてきた。
波はイイし、魚は美味いし、自然も多い。そして、東京から近いし、土地の値段も手ごろだ・・・。ふと気がつけば、家まで買ってリノベーション中。
いつもは東京、福岡、金沢、たまに海外と飛び回り、色んな計画に没頭。
一見、関係ないような出来事がキッカケで、いつのまにか面白いプロジェクトへとつながっていくのがおもしろい。
しかし、時間ができたら安息の地、房総へ。「房総R不動産」を始めたのはサーフィンに行く口実といわれてもしょうがないか。

著者紹介

吉里裕也
株式会社スピーク共同代表取締役/
東京R不動産ディレクター