所在地 | 千葉県長生郡一宮町東浪見 |
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価格 | 2980万円 |
面積 | 291.16㎡ |
交通 | JR外房線『上総一ノ宮駅』約3.5Km |
東浪見の海岸通りから内陸部に少し入った、田園風景の中に建つこの家、いや宮殿!?城!!
見た目の衝撃もさることながら、城内は更に謎に包まれていて、正に迷宮のようでした。
とにかく広い!図面を片手に探検していても自分がどの位置にいるのかわからなくなってしまうほど。
そして室内の調度品や床や壁がこれまたスンゴイ!
ここに来ると誰でもつぶやいてしまうはず。
「Laputa だ」と。
ラピュータ。そう、ガリヴァー旅行記に登場する空飛ぶ島で、もう1つの空飛ぶ城のお話しも痛快で冒険心をくすぐる。
いずれにしてもLaputaがあったのなら、この土地のこの建物以外に考えられない。
なぜなら僕が勝手に空想するLaputaを具体化しつつ、想像が及ばない部分までもを実体化していると思わせてくれるからだ。
では、僕が見てきた城を、可能な限り思い出しながら紹介しよう。(Laputaは高貴は城であるからして物件調査は勿論、蝶ネクタイである)
素敵な玄関を入り、まずビツクリするのが広い(たぶん20帖以上)LDK。キッチンはスゴイと言うか広いというか凄い。LDK全体がパーティー会場のようになっていてキッチンカウンター部分の中央にはデカい鉄板である。
目が眩みつつ2階に上がると少し落ち着いたオトナな雰囲気。厚塗り漆喰の壁や天井がとても優雅な気持ちにさせてくれる。
お風呂は当然、温水ミスト仕様である。(オーナーは使い方を教えてくれたが僕の脳みそは既に無重力状態で頭に入って来なかった)ミストサウナ?はどうやら気持ちイイものらしい。
ドアの1枚1枚、床板、タイル装飾、テラスからの眺め、オボロゲながら1つ1つ想い出してみても『格調と気品』が空間の隅々まで漂っていた。
そして1つ重要な事だが、この城はサグラダファミリアと同種である。
つまり完成しているようで完成しておらず、現オーナーは自身と執事を使い内装の殆んどを造り込んでいて、所々で漆喰が塗られていなかったり薄かったり、モザイクタイルが途中だったりするのである。
よって、サグラダファミリア同様に建築(装飾)の意思を引き継がなければならないので悪しからず御了承頂きたい。
p.s.
ご内見時のドレスコードはございません。
しかし・・ここに写真を撮り残し、調査してきた建物は、次行った時にちゃんとあるのだろうか・・。
まだ夢のようだ。

拡大画像

バイキングキャッスル!!白亜の宮殿

居住棟のアプローチはほぼ真南を向いています。

現オーナー製作のオブジェ(未完)からLDKを・・

これは一見の価値あるセンスですよ

2階はとてもモダン且つ遊び心に富んでいます。