第8話|妄想ふくらむ
お話したように、「ビニルハウスをたてる土地を探す」ということを主眼に考えていった場合、差し当たり植物の処遇のことしか考えていませんので、偏った要求だけもって突き進んでしまって「セカンドハウスを持つ」なんて発想しないんです。いたって平凡な発想なのに。
でも、ついに自力でこの考えに至った瞬間は、目の前がぱあっとひらけて、頭の中でタリラリラリラ〜〜〜♪と高揚のBGMが鳴りました。
この土地探しで、ひょっとすると、絵空事でしかなかったわたしの夢も、叶うかもしれないわけだ。
・・・そう、セカンドハウスを持つ人生。

第二の我が家、妄想図
緑豊かな土地に、わたしたちの第二の家。夫と子供とわたしだけの、平和で幸福な週末。(すみません・・・主人の実家で同居してるもんで、妙な願望が入ってます・・・)
まったくマンガチックに、大草原の小さな家を妄想しました。そして、その浅はかな夢を糧に、わたしは決意したんです。
植物たちにはビニルハウス、わたしたちにはセカンドハウス、新天地での幸せを必ずや手に入れてみせよう!!って。(このときはまだ、「妄想のセカンドハウス」が「房総のセカンドハウス」になろうとは露とも思っておりませんでした。)
