夏の終わりに房総カフェ、オープン?

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房総R不動産のベースキャンプのような場所が、
「波乗り長屋」の入口にある。

おそらく、この「波乗り長屋」の存在が、
現在動き出している房総プロジェクトの起源であると言っていいかもしれない。
この建物がなくて、そこにバンブリックという、その後「房総R不動産」を一緒にやる仲間たちに出会わなかったら、僕は今、ここにはいないんじゃないかな。

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初めて房総を訪れたとき、
夕刻に不気味に光る、ぼんぼりのような建物はとても印象的だった。

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そのとき、このエリアには新しい可能性があることを、直感的に感じた。
その印象が、もう少し薄かったら、
「果たして僕は再びここに来ただろうか」、と正直、今でも思うことがある。
気がつけば、その場所が現在の「房総R不動産」の活動拠点になっているのは、
なんだか運命的でもある。

バンブリックのボスであり、
房総R不動産の仲間である佐々木さんは、このエリアの水先案内人。
夏の初めに彼と、「房総R不動産の拠点はどうあるべきか」
という与太話をしていたときに、この房総カフェの着想があった。

バンブリックのオフィスには、なんだかいつも突然、
いろんな人が飛び込んでくる。たぶん、場所が呼んでいるのだと思う。
かく言う僕だって最初はそうだった。

だとするならば、ここはいっそカフェのように、
ふらりと人々が訪れ、そしてこのエリアの方々に散って行く、
人と情報の交錯点になってしまっていいんじゃないか? という話になったのだ。
基本は不動産屋なんだとは思うけど、この空間で交わされる会話の種類は、
どう考えても不動産の情報より、波の良し悪しの情報が多い(それって、どうなのよ!)。

僕はかつてバックパッカーで、
見知らぬ街に着いたら、若い旅行者が集まっているカフェを見つけて、
そこでさまざまな雑多な情報を聞き込んだ。
そして街の楽しみ方に耳を傾けた後、通りに飛び出して行く。
その感覚、そんな場所の雰囲気が好きだ。

ここは日本だし、東京の郊外でしかないけれど、
街にエントリーするような機能を持ち合わせたカフェがあったら最高。

バンブリックのオフィス/房総Rの拠点が、
この一帯にとって、そういう存在の場になったらどれほど幸せか。
そんな会話を佐々木さんとしていた。

「ここが何なのかよくわからない、でも、ふらりと人々が立ち寄る、そんな場所にしたい」
と、彼は言った(まあ、けっこう酔っぱらって)。
その感覚は僕にもよくわかる。

そして、この夏の終わりのできたのが、こんな場所。

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すでに不動産屋の空気はまったく流れていない。
こんなんで、本業は本当に大丈夫なのか?
完全にカフェじゃん。

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Open A で、この空間のデザインを担当した梶ヶ谷(女性)もバックパッカーで、
今でもリュックひとつで世界をときどき放浪している。
(女性独りで、それもどーかと思うが・・・)
彼女もたぶん、この感覚をわかっているんだろう。
ふらりと訪れ、カウンターに肘をつきながら、
なんとなく会話を始める、その感覚・・・。

房総カフェは(正確に言うと、カフェじゃないけど)、
きっと、このエリアのエントリースペースのようになると思う。
「まず、ここに立ち寄って、どっかに行く」的な。

そこには誰かがいる。
少なくとも房総Rの面々は(出払っていなければ)、そこにいる。
タイヨーくんは(お隣のブログを書いている)、いい物件情報を隠し持ってるかもしれないし、アイちゃんはいるだけで和む(あくまでも、個人的な感情だけど)。
佐々木さんは波乗りに行っていないかもしれないけど、時々いる。

小さな小さな空間だが、
たぶんビールはいつも冷えている。
近くのおいしいパン屋のバケットが時々置いてある。
運がよければ、獲れたての魚介があるかもしれない。
波と物件の情報は、確実にある。
はっきり言って、この空間をカテゴライスするのは難しい。

物語が始まるような、そんな場所になったら、いいなあ。

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このブログについて

東京R不動産のディレクターでもある馬場正尊が、ふとしたきっかけから房総に土地を買い、家を建て、生活を始めるまでのストーリー。資金調達から家の設計、周辺の環境や人々との交流、サーフィンの上達? まで。彼の人生は些細な気づきから、大きくそれていくことになる。馬場家の東京都心と房総海辺の二拠点生活はこうして始まった。

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著者紹介

馬場正尊