佐々木さんとの出会い

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ちょっとした出会いがプロジェクトを大きく動かすことがある。
僕の房総プロジェクトの場合もそうだった。
佐々木さんと最初に会ったのは海辺の焼肉屋。
この焼肉屋は立地がすごくて、太東のサーフポイントのすぐ脇の高台に建っている。
ビーチから裸足で歩いていける距離で、地元のサーファーならみんな知っているだろう。
外から見ると普通の一軒家のようにも見えて昼間はその存在を消しているが、夜になると白熱球のやわらかな光と奥のざわめき、そしてうっすら流れてくる匂いで、ここがただならぬ場所であることを物語る。そこで焼かれる肉は・・・

話がそれた。今日の主役は焼肉ではなく、佐々木さんである。この焼肉屋の話は後日ゆっくり。

その店に佐々木さんは突風のように現れ、ビールを数杯急いで飲んで去っていった。
東京R不動産のメンバーと房総に視察に来ていた頃(僕が土地を買うなんて微塵も思っていなかった頃)、一宮でなにかするなら、この人の会っておけと友人に言われ紹介してもらった(ような気がする、もはや定かではない)。
色が黒いのでサーファーなのは一目瞭然。とにかくノリがいい、よすぎる。
最初の印象はそれくらいで、地元の若い不動産屋さん、というくらいに思っていた。
しかし、前に書いた「波のり長屋」なんかを企画して建てたり、そして運営しているメンバーの一人だったのだ。
僕はそれを、ずいぶん後で知ることになる。
色の黒いスピード感のある地元のにいちゃん、それがかすかな第一印象だった。

彼は5年前、房総にやってきた。
東京育ち、若い頃はバリバリのサラリーマン、建売り住宅を山ほど売っていた。その後、外資企業に引き抜かれ・・・そして今、房総にいる。
たぶん、かつては山ほど給料をもらっていたのではないだろうか? 本人に聞いてみないとわからないけど。
詳しくは7月にオープンする予定の「房総R不動産」に、彼とその相棒のブログも連載されるので、徐々に明らかになるだろう(明らかにするのか、わからないけど、勝手に書いてすみません)。
なぜ、彼が房総に移って来たのかも興味がある。たぶんみんな、いろいろな思いや、出会いや、脱出志向があってここにいるのだと思う。もちろん、僕だってそうだ。

僕が房総通いを始めて数ヶ月、夏の暑い頃に佐々木さんと再会する。
彼は自邸を建てていた。連れて行かれた場所は、僕がかつて「ここいいんじゃない!」と、妻ともども盛り上がった例の敷地の並び。
4〜5mくらいの高台の絶好のポイントである。さすがに先行居住者、いい場所を押さえている。本業だし当たり前か。

そこで僕は確信する。
地元のプロが買っている土地だ。周辺と比較して悪いわけがない。 
ここは行くべきだ。

「僕も佐々木さんの土地の並び、欲しいんだけど」
「えっ、え〜。マジですか?」

こうして一瞬で購入が決まった。
後は土地の所有者を紹介してもらい、地元の強みで千葉銀行の一宮支店を紹介してもらい、淡々と作業が進み、一ヶ月後には契約していた。

物事は、動かないときはまったく動かないけれど、動くときは一瞬。サッカーのようなものだ。何気ないパスから状況は瞬時に打破される。
佐々木さんと敷地を一緒に歩いたこの時が、房総プロジェクトの場合、その瞬間だったのだろう。
 
それから雑談をするなかで、彼の仕事やキャラクター、物事の考え方、この街でのネットワークが少しずつわかってくる。
一緒に地元のカフェに行くと、いろんな人から「おっ、シンちゃん。今日は何してんの?」と、声を掛けられている。
ここでは佐々木さんは「波乗りシンちゃん」なのだ。

とにもかくにも、佐々木さんとの出会いをきっかけに、房総の馬場家は一気に現実味を帯びることになる。
そして一年も経たないこの7月に「房総R不動産」がスタートする。
もちろんこのとき、僕らはそれを知るよしもない。

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コメント

ビックリしました(^u^)
私も長生村に平屋を探してもらったの、佐々木のしんちゃんです!!
どこの不動産にいっても出てこなかった物件、探してくれた気します!!ビックリですね。しんちゃんつながりなんて☆

また私も相談にのってもらおうかな!!

なるほどー そんな経緯だったんすかー

僕も似てますよ。笑

久々に会ったサーフショップの店長Tさんとの、苦し紛れの場繋ぎの会話で
「土地探してるんすよ~」と思わず口走ったのが運のつき。
そのTさんは有無を言わさず佐々木さんに電話し
「おれの知り合いが不動産屋やってて今、事務所にいるっていうから、行ってきなよ」と。
あまりに唐突だったし、確かに房総に土地は探していただけど、
既に御宿に部屋は借りてたし。。。

帰って昼寝しようと思ってた中で渋々行った佐々木さんの事務所で、
一転、格闘技の話でシコタマ盛り上がり、翌週紹介してもらった土地で即決しました。笑


世の中、どんな些細なキッカケで物事が動くかわかんないですよね。。

自分と佐々木真との出会いも偶然?必然?今となってはどうでもいいかもしれません。
とにかく楽しいから。

中学2年からはじめたサーフィン、真剣にやっていたつもりが、いつしか社会人となり仕事に忙殺され20年の時が経ち、あるプロロングボーダーのマネージャーを担当することをきっかけに、10年ぶりにロングボードに変えて海に入り2ndを感じ、思い余ってホームグランドを探しに千葉へ。
サーフショップで聞き込み、不動屋さんでアパート探し。
どこで聞いてても、真くんの名前が・・・
さっそく会いに行くと、ローカルとも仲良く(物件見に行く時に何人から声かけられたか?どこ行っても、よっ真って感じ)、自分に対してもいつかここで暮らしてみてください!
って感情が伝わってくる。
真剣に海と地域を考えてる気がガンガン伝わってきた。
10も年上の自分が、びっくりするくらい将来のビジョンがはっきりしていた。
すでに真くんとの付合いも5年近くになるが、会うたびに刺激を感じ、そしてご機嫌になる。
不思議な男だと思う。
そして始まった2nd波乗りライフ。
ウィークディを都会で仕事に邁進し、週末は千葉へ。
真くんの提案通り、
最初は太東のアパートを借り、今では真くん設計の一宮アパートで楽しくやってます。
今となっては、自分の癒しのベストパートナーは、
かみさんと波乗り、そして真くんかもしれません。

佐々木さんの登場にあまりにびっくりしたのでコメントしまーす!


僕は今から2年前に都内での部屋探しで「東京R不動産」を発見しその後読者!?
になっている者です。

趣味が波乗りって事もあり「一宮~太東エリア」に週末通ってるうちに、波乗り後のビールの気持ちよ良さにヤラレてしまい、去年仲間数人と「週末の隠れ家」探しを開始。
ほどなくして出会ってしまったんですね~
佐々木さんに。。

後は皆さんと同じパターン・・・
盛り上がるだけ盛り上がり、勢い良く貸家の契約書にサインしてました。

今でも数人の仲間+その家族達で快適に使用してます。

それにんしても東京R不動産にまで登場するとは、
佐々木さん恐るべしですね。

さすが佐々木さん!!

すでにあのエリアでは佐々木さんは避けようにも
避けられないほどの存在感ですね。。
まぁ、避ける必要もないんですが。笑

僕も佐々木さんにおんぶに抱っこです。。。
このご恩を返せる日が来るのか心配になるくらいに。。

こうして佐々木さんをハブに面白い人たちが一ノ宮エリアに
集まるのは素晴らしいことだと思います。
こうしたコミュニティーを大事にしていきたいですね♪


お久しぶりです。
佐々木さんの顔に見覚えが、、。あっそうそう。
私が一宮にはじめて土地探しに訪れた時に、右も左もわからなかったので佐々木さんに地元の地図をお借りしました。後日お返ししましたけど、、。
なつかしいなぁ。

佐々木さん、すごいなー。
知り合いだらけじゃん。
悪さできないね!

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このブログについて

東京R不動産のディレクターでもある馬場正尊が、ふとしたきっかけから房総に土地を買い、家を建て、生活を始めるまでのストーリー。資金調達から家の設計、周辺の環境や人々との交流、サーフィンの上達? まで。彼の人生は些細な気づきから、大きくそれていくことになる。馬場家の東京都心と房総海辺の二拠点生活はこうして始まった。

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著者紹介

馬場正尊