キリギリス

| コメント (8)

前回のエントリーを受けて、妻の気持ちを聞いてみた。

馬場妻です。時々、このブログにカットインします。


「こんなのあるんだけど・・・」
と私が差し出したのは住宅金融公庫の「債権積立手帳」。

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まるで山内一豊の妻ではないか!
「房総の土地を買いたいな〜オーラ」出しまくりの夫に負けた瞬間だった。
自己陶酔してノリで持ち出してしまったのである。
お調子モノで考えが浅いところが夫婦でそっくり(涙)。

実は5年ほど前から、血のにじむような思いをして積み立てていたのだ。 (夫は家のお金のことは何も知らない) 当初は都心の3LDKほどのマンションを目指していた。一戸建ては無理だから。 しかし後にインターネットでシュミレーションした結果、都心マンション購入は無理だと知る。 そのため、これは単なる「老後のたくわえ」になっていた。退職金もないしね。 こんな虎の子を持ち出すなんて、まったくもってキリギリスである。

私も夫と同じく転勤族だったからか、同じ生活が続くとなんだか、うずうずして変化が欲しくなる。
埋立地の高層マンションより間違いなく楽しそう。
都会生まれの次男は葉っぱを拾って大事にするくらい自然に飢えているし。
何より「建築家」の妻なのだから夫の設計する家に住んでみたい。
早起きして海辺を散歩かあ。庭に果物をたくさん植えようではないか。
う〜ん。いいかも。

頭金の目処を立てたところで
「きっと向いているよ〜!」とおだてられ、すっかりその気になった私は、夫に代わって銀行へ出向くことに。
確定申告書や源泉徴収表、会社の決算書などなど必要になりそうな書類をすべて持っていく。この準備が実に面倒くさい。これが嫌で私に押し付けたな。

面会時間にM銀行に到着すると、いままで知らなかったフロアに通された。
30代後半と思われる女性銀行員はしきりにPCを操作し、どこかに電話をかけ、プリントされた書類を見せてくれた。
そして説明を始めた。
「35年ですと、月に***円のご返済でそのうち元金が・・」

なんだ!借りられるじゃん!
不安定な稼業ゆえに利子や保証料は割高みたいだけど、借りられないことはない。
返済額や金利は置いておいて、とりあえず都市銀行でお金を借りられることに一安心。

一気に現実味が沸いてきた。


そうそう、夫が私に隠れて銀行に電話したり、ネット審査に申し込んだりしていた件。
私に言わせれば、当然、銀行的には賃貸住宅をファーストハウスとは扱わないでしょうねぇ。セカンドハウスローンはそりゃ無理ってもんです。
あと、ネット審査で玉砕したのは土地の場所が問題だったのでは?金融機関によって扱っている地域が違ったりするようです。
銀行は全く不親切だと思うけれど、借りる方としてはとりあえず銀行的お作法を押さえていくしかないようで。

全く、仕事ではいろいろと頭も手も働かせるくせに、家庭のこととなると思考停止するのはなぜなんだろう?

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コメント

こんにちは。
あまりにウケたのでコメントします~

やっぱり馬場家でもそうですか。
社会に出たときにいくら冴えていたとしても、家ではまるっきりアホだと、
同じ船に乗っている妻の身としては不安になりますよね。。。お察しします。

でも、現実味を帯びてきた話は、やがて現実になるもの。
実際に房総の海を前にする生活が始まれば、苦労はやがて忘れます。

家、出て行かないで、がんばってください♪
馬場妻さまへ。

 お久しぶりです。うん十年ぶりですね。
 お元気そうで。実は我が家も1歳半の娘の成長にあわせてか最近マイホーム計画が突然勃発しました。いままさに住宅ローンとか(銀行ローンorフラット35etc)など検討をしだしたところでプログの方大変参考になります。
 これからもちょくちょく登場してくださいね。
追伸
 >全く、仕事ではいろいろと頭も手も働かせるくせに、家庭のこととなると思考停止するのはなぜなんだろう?

 →男ってそういうものです。特に佐賀んモンは顕著かな。

はじめまして、東京R不動産のメルマガで偶然見つけて楽しく読ませて頂きました。実は私も渋谷と太東、交互の生活をエンジョイしておりますのでご参考になるかと思い私の例を・・。古屋付きの土地は10年前に購入したのですが、家は7年前に新築で建てました。住民登録をいすみ市に移動して地元の千葉銀行から住宅金融公庫を借りれました。
私の海のお家です(ハウススタジオに使ってます)http://studiooceanside.air-nifty.com/
渋谷の家です(こっちもなんちゃってスタジオです)http://www.geocities.jp/udagawastudio/

mioriさま

お久しぶりです!
一方的にブログを拝見しているので、あまりお久しぶりな気がしませんが。。

房総に土地を買ったくらいで出て行くと、家に戻る暇がないので、ぴちぴちのお魚や採れたてお野菜を楽しみにがんばるつもりです。

お互い、上級者向けの夫を選んでしまったのかもしれませんね~。

なお さま

本当にお久しぶりです!
子どもを持ち、家を買うのが当たり前の年になってしまいましたね~。
東京で仕事をしていながら、東京に本宅を持たずにいいのか?ときどき「はた」とわれに返り不安になることもありますが、計画はずんずん進んでいます。後戻りはできません。(笑)

馬場家の千鳥足の金策、あまり参考にはならないかもしれませんが応援してください。

hamanaさま

とっても眺めのいい場所ですね!うらやましいっ!
2階のテラスも気持ちよさそう。
10年前だったから?こんな素敵な場所があったのですね。
すごい先取り!

新築で金融公庫使えるんですね~。ほんとに勉強不足で(汗)

こんにちはano妻です。
私もあまりにもつぼにハマってしまったので
うちのダンナさんの承認をとらずにコメントしちゃいます
「上級者向けの夫」て、本当に笑ってしまいました
房総のお宅に夫婦で遊びに行く気満々です、よろしくお願いします

またのブログ登場楽しみにしております!

ano妻さま


ぜひぜひ遊びに来てください~!
海の季節に出来上がるといいのですが。

>「上級者向けの夫」
そうなんです。金魚やインコのように容易ではない夫です。
ano夫はどうなんでしょう?気になります。(笑)


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このブログについて

東京R不動産のディレクターでもある馬場正尊が、ふとしたきっかけから房総に土地を買い、家を建て、生活を始めるまでのストーリー。資金調達から家の設計、周辺の環境や人々との交流、サーフィンの上達? まで。彼の人生は些細な気づきから、大きくそれていくことになる。馬場家の東京都心と房総海辺の二拠点生活はこうして始まった。

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著者紹介

馬場正尊